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田庚(生卒年未詳)は、字を紹白・少白といい、安徽懐遠の人。清末の官僚で、書に優れ、金文研究に造詣が深かった。 「録馬鞍詩」は、明末清初の詩人である王士禎(字は魚洋・1634~1711)の作。流麗な筆遣いによる行書作品。
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高邕(1850~1921)は、唐の李邕(678~747 『李思訓碑』『麓山寺碑』の書者)を敬慕し、号も李盦としたほどです。幼少期から書の才能を謳われて、篆刻にも長じていました。二十代前半には上海で呉昌碩(1844~192 […]
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張謇(1853~1926)は、江蘇南通の人。字は季直、嗇庵と号しました。光緒20年(1894)の進士・状元(第1位)で、翰林院修撰となったあと、清朝の農工商部大臣、新政府の実業総長などを歴任し、明治時代の日本の近代化を参 […]