花鳥図

一見すると、水彩の花鳥画であるが、花の蘂を油分を含んだ画材で描くなど、芸が細かい。さすがは、揚州で名を遺した画家である。

       

花鳥図

姚正鏞(生卒年不詳)。字は仲海。遼寧蓋平の人。金石を好み、収蔵に富んだ。書は六朝を学び画は山水・花鳥・梅花を得意とし古致ありと評された。

       

蘇武李陵図

蘇武(前140?~60)と李陵(?~74)はともに漢の武帝に仕えた人物です。蘇武は使者として北方の匈奴に行き、そのまま身柄を十九年間も拘束されましたが、最後まで降伏しませんでした。そのため北海(バイカル湖)の畔で遊牧生活 […]

       

竹林七賢図扇面

本作は、魏晋時代に俗世間を避け、竹林で楽器や酒を楽しみ、清談にふけったとされる阮籍(210~263)・嵆康(224~ 262?)・山濤(205~283)・向秀(生卒年不詳)・劉伶(221?~300?)・阮咸(生卒年不詳) […]

       

猿紅葉図

朱文侯(1895~1961)は、名を嘉といい、字の文侯で知られた。中国浙江省平湖の出身。動物の絵を得意とし、虎、獅子、猿、鹿の絵を得意としたという。本作は、作者が得意とした猿と楓を描いた作品。楓(紅葉)は秋の風物詩であり […]

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