関山夜月図扇面

清時代後期の僧・蓮渓(1816~1884)が、関所のある山々を月が照らしている情景を描いた作品。落款には「宋人の法に倣い、またこれを擬す」とある。具体的な作者・作品を明示しないことから、宋時代の作品からインスピレーション […]

       

三国志演義画帖

この作品は、昭烈帝(劉備)より孫権、太史慈ら27名の『三国志演義』に登場する英雄を描いた画帖である。27名は主に蜀・呉の人物に限られ、僅かに孔融、董卓、貂蝉、呂布の『演義』を象徴する場面に登場する人物や、鄧艾等の忠臣など […]

       

新百人一首色紙貼付屏風

「新百人一首」は、室町幕府第九代将軍・足利義尚撰とする私撰和歌集で、文明15年(1483)10月24日、三条西実隆が足利義尚のもとで見ており、この日迄に少なくともその原型が存在していたとされる。その内容は、藤原定家撰「小 […]

       

倣華嵓人物図扇面

清時代後期の画家、湯禄名(1804~1874)が「新羅山人華嵓(1682~1755?)の筆意に倣う」として描いた作品。画面右側には竹林があり、その横に杖を持つ老人と、脇に立つ童子を描く。風が吹き抜けたのか、童子は頭巾を押 […]

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