小坂奇石(1901~1991)は現代の日本書道界を代表する書家の一人。本名は小坂光太郎。徳島県由岐町に生まれ、16歳で黒木拝石(1886~1950)に師事し日展などで活躍した。昭和32年(1957)に書道研究「璞社」を創 […]
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中国の書家・王鐸(1592~1652)の書を折帖に臨書したもの。辻本史邑(1895~1957)が弟子へ手本として与えるために臨書したものと思われる。王鐸の草書に見られる文字の大小や線の潤渇、躍動感のある字形を伝えている。
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頼鴨崖(1825~1859)は、頼山陽(1780~1832)の三男で、江戸、大坂に遊学し、京都に戻って家塾を継いだ。幕末の将軍継嗣問題では、一橋慶喜(1837~1913)を推し、安政の大獄で捕えられ処刑された。 この書は […]
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中沢雪城(1808?~1866)は、越後(新潟県)長岡出身の書家。巻菱湖(1777~1843)の門人で、また、巌谷一六(1834~1905)、西川春洞(1847~1915)の師匠にあたる。この作品は、懐素「草書千字文」を […]