弘道館記拓本

水戸藩第九代藩主・徳川斉昭が建設した藩校「弘道館」建学の主意を撰文したもの。同藩の儒学者・藤田東湖が和文で草稿を作成、菊池善左衛門が漢訳しました。その碑額及び本文は、斉昭自らが書き、篆書、隷書の実直な書風です。常陸・真弓 […]

       

石鼓文(阮氏重摸本)

《石鼓文》は臼状の石に文字が刻されたもので、唐の貞元年間(785~805)に出土しました。書体は篆書体ですが、秦の始皇帝(前259~前210)が定めた「小篆」よりも古い、「大篆」と呼ばれるものです。中国最古の刻石です。 […]

       

爨龍顔碑

雲南省に現存するが、出土時期は不明。本文は1行45字の24行。隷書から楷書への過渡的書体で、被葬者である爨龍顔(384?~446)の事績を記す。書法資料としてだけではなく、歴史資料としても貴重な碑。その古雅な書風は、清後 […]

       

論経書詩

鄭道昭(? ~ 516)の「論経書詩」を見開き4字ずつの法帖に仕立てたものです。全4冊となっています。

       

鄭義下碑

「鄭羲下碑」は鄭道昭(? ~ 516)が父・鄭羲(?~492)の業績を顕彰するために建てた石碑です。上碑と下碑の2つがあります。

       

龍門二十品

龍門石窟に刻された造像記のうち、特に優れた20点のことを「龍門二十品」といいます。「二十品」は、呉音読みで「にじっぽん」と読むこともあります。当館が収蔵しているものは、この「龍門二十品」を上下2冊の法帖に仕立てたものです […]

       

御刻三希堂石渠宝笈法帖

清朝の乾隆皇帝が編纂させたため「御刻」と冠している。清朝の内府に収蔵されている名筆を495塊の石に模刻させて刊行した。全32巻。内容は魏の鍾繇(151~230)から、明の董其昌(董其昌1555~1636)までを収め、乾隆 […]

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