七福群遊図

ユーモアあふれる表情と、コミカルな動き…大黒天を先頭に、七人の神、いわゆる「七福神」を描いた作品です。 七福神信仰は、仁王経の一節「七難即滅、七福即生(しちなんそくめつ しちなんそくしょう)」に由来し、よく知られる七人の […]

       

富士図扁額

この作品は、夕焼けに映える雄大な富士山を描いた扁額です。夕焼けは、絹本の地色をそのまま利用し、山の左半分に色を付けないことで、霧がかった山の幻想的な情景を描き込んでいます。 また、扁額という構造上、横長の画面構成にならざ […]

       

芭蕉涅槃図

芭蕉涅槃図は、松尾芭蕉(1644~1694)の没後、供養・顕彰が始まり神格化される中で、芭蕉を釈迦に見立てて描かれた涅槃図です。芭蕉は右手を枕にして横たわり、墨染の法衣と頭巾を被っています。周囲は、沙羅双樹ではなく芭蕉が […]

       

顔魯公像

顔真卿(709~785)、字は清臣、瑯邪臨沂(山東省)の人。魯郡公に封ぜられたことから、「顔魯公」とも称される。開元22年(734)の進士。 安史の乱に際して義勇軍を率いて奮戦したことから、武人のイメージが強いが、実際は […]

       

四海昇平図

蔡光甫(1917~)号は愉、江蘇無錫の人。振南国画学校で絵画を学んだ後、美術教師やエンジニアの仕事の傍ら創作活動を行なう。国内外に出品経験を持つ現代中国画家。 福・禄・寿の描かれた大瓶(太平)に牡丹(富貴)・石榴(多産) […]

       

豚図

顧伯逵(1892~1969)は九峰居士・片石齋老人と号した。江蘇揚州の人。幼い頃から絵を学びつつ各地を歴訪し、各家の画法を身につけた。人物・山水・花鳥を得意とした。 猪は、中国ではブタを指し、イノシシは「野猪」と標記する […]

       

恭喜発財図

丁辰(生卒年不詳)は字を世昌という。 清末~民国時代の揚州で活躍した画家。 「恭喜発財」とは、「儲かりますように」や「お金持ちになりますように」の意で、商売繁盛などを願う言葉。おもに新年の挨拶に用いられる。「発財」は「財 […]

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