緑石吠龍太子硯

太子硯とは、10cm程の高さがある長方硯で、裏面が手前から両側を残して前方に傾斜し、手を差し込んで持ち運び出来るようになっている。やや高さが低いものは、挿手硯とも呼ばれる。 本作は、緑石の太子硯で、墨池には龍が口を開け吠 […]

       

天然硯

天然硯とは、産出した際の岩の塊や石肌を活かした硯で、作硯しないものもあるが、多くは必要部分を磨いて使用する。 本作は、墨池が浅く彫られ、墨縁は自然の状態を活かしており、必要以上に作硯していない。このことからも、本作の石材 […]

       

天然鳳凰硯

鳳凰が羽根を広げ、口に尾を咥えた姿が彫られた硯。裏面には趙子昴の書が刻まれている。 詩文は、王禹玉の詩「上元応制」であり、釈文は「雪肖(消)華月満仙台、万燭當当樓宝扇開、丹(双)鳳雲中扶輦下、一曲昇平人尽楽君、水秋風陋漢 […]

       

天然硯

天然の石材を利用した硯で、表面に「一松堂蔵」、裏面に「嘉慶己卯仲秋之月」(西暦1819年)、「少眉」の字号を持つ人物の銘がある。その字号から、篆刻家・書画家であった馮承輝(1786~1840)かとも思われるが不明。 なお […]

       

宣和石鼓第二硯

本来は、石鼓文第二碣の原文を表面に刻した硯であるが、本作は、墨池の周囲に「宣和延年之宝」「周宣王石鼓音訓第弐面」とあるのみである。 裏面は、「漢瓦当文延年益寿」とあり、文人らしき男性が彫られている。両面に長寿を願う文言が […]

       

緑石銅盒硯

緑石というよりは鉱物系の光沢を持つ硯で、自然石を作硯し、楕円形の墨池が彫られている。 付属する銅製の盒には、陳謨(字号は雲卿)なる人物の銘文が刻まれている。冒頭の「万石君」とは『史記』前漢・武帝項にその伝がある人物だが、 […]

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