散氏盤銘文器拓軸

著名な西周後期を代表する青銅器・散氏盤の拓本。口径50.5cm、高さ20.5cm。盤の内側には349文字の銘文があり、その内容は、夨国と散国が定めた領土割譲に関する契約書である。 本作の表装の墨書には、「宣統甲子年九月十 […]

       

石鼓文 第一碣

別名「陳倉十碣」「猟碣」。唐の貞元年間(785~805)に陝西省鳳翔府天興県陳倉で出土。10基の臼状の石に文字が刻された現存する最古の石刻文字資料。本作は第一碣の拓本で、狩猟の序盤を描写した詩がつづられている。書体は秦の […]

       

開通褒斜道刻石

隷書16行、1行は5字から11字で不揃い。この刻石は摩崖刻で、もと陝西褒城の石門北二百数十メートルの位置にあったが、1970年代に褒河ダムの建設に伴い、水没から免れるため、「石門頌」など他の重要な摩崖刻17品とともに崖よ […]

       

楊准表記

この刻は黄門(皇帝に近侍して勅命を伝える役職)である卞玉が「石門」を通り、楊孟文の業績の偉大さに感動して作ったものです。後漢の摩崖は「石門頌」や「西狭頌」のように字形が方正で整ったものが多い中、のびのびとした自由さを感じ […]

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