真鍮製文鎮

古玩文具の魅力⑧ 文鎮は紙をおさえる道具です。紙鎮や鎮紙とも言われます。 揮毫(きごう)の時に紙をおさえるものは文鎮、読書の時にページや巻子(かんす)をおさえるものは書鎮と呼ばれます。ただし、書鎮は下部が滑らかで、ある程 […]

       

倣哥窯水盂と水匙

古玩文具の魅力⑦ 今回の資料は、用途としては匙を使って硯に水を移す道具です。硯に水を入れるといえば、最近では、手軽なものとして、小さなペットボトルや、プラスチックのスポイトがよく使われています。 少し上等になると、小さな […]

       

雄勝梅花硯

古玩文具の魅力⑥ 雄勝硯は、宮城県石巻市雄勝町より産出され、玄昌石(げんしょうせき)とも呼ばれます。石色は黒色で光沢のある硬質粘板岩から彫り上げられたものです。雄勝石の歴史は古く、奥州・伊達藩お抱えの硯匠であった奥田家の […]

       

歙州月兎硯

古玩文具の魅力⑤ 歙州石(きゅうじゅうせき)は、江西省(こうせいしょう)から安徽省(あんきしょう)にかけて産出する硯石で、記録によると、黄山山脈の支脈である竜尾山(りゅうびざん)〈=羅紋山〉一帯の峡中にある数多くの硯坑か […]

       

陶製獣脚円面硯

古玩文具の魅力④ 硯の歴史は古く、その原型と考えられる石板状の墨磨り具が出現したのは、中国・漢時代頃と考えられ、魏晋南北朝時代に、普及していきます。そして同じ頃、今回ご紹介するような陶製の硯が現れ、唐時代に全盛を迎えます […]

       

水牛角管筆

古玩文具の魅力③ ―観峰館の収蔵品をご紹介します― 皆さんが日常使う筆は、軸が竹でできているものがほとんどです。中には木製や漆などで彩色したものもありますが、それらも「直管」という軸がまっすぐなものが大半です。 水牛角管 […]

       

清貢墨

古玩文具の魅力②清貢墨 ―観峰館の収蔵品をご紹介します― 今回は中国の古い墨「清貢墨(しんこうぼく)」をご紹介します。墨は比較的保存がきくため、長く保管されたものは古墨として評価されます。 紹介の墨は、全体にひび割れが入 […]

       

緑端蘭亭硯

古玩文具の魅力① ―観峰館の収蔵品をご紹介します― 端渓石(たんけいせき)は、中国・広東省肇慶(ちょうけい)市高要区に流れる西江の支流に臨む、斧柯山(ふかざん)を中心とする辺り一帯より産出する硯石を指します。「硯といえば […]

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